【大規模停電】節電世界で電力が失われた結果、生活はどうなるのか

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【大規模停電】節電世界で電力が失われた結果、生活はどうなるのか

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世界的にカーボンニュートラルが推進され、脱炭素化が進み自動車業界をはじめ電気によるエネルギーが求められています。そのような中、世界的にエネルギー資源不足が叫ばれ、天然ガス、石油、石炭などの高騰しています。日本においては、エネルギー不足から電気の供給バランスが崩れており、節電を行うことが勧められています。このような中、大地震や台風などの自然災害が発生すると日本の電気事情はどうなってしまうのでしょうか。海外ではありますが、1994年のアメリカのロサンゼルスにおいて大規模な地震が発生し、都市部がすべて停電するという事態となりました。その時、人々は銀色に輝く巨大な雲を目撃しパニックに陥ったとされています。しかしながら、その時に銀色に輝いていたのは夜空に輝く「天の川」だったのです。都市部の停電によって明かりがなくなり、星空を見上げることが出来というわけです。では、突如、世界中が停電になったらどうなってしまうのでしょうか。そこで今回の「TimeMachineMuseum」では、突如停電になった世界はどうなるのか注目します。


「人間に被害を及ぼしている光害とは」

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世界中の数えきれない都市部は、電気の明かりによって夜も輝き、自然環境からするとたいへん不自然な状況で人間は生活していることになります。日本の都市部に至っては真夜中になっても最も明るい星や惑星が見えるくらいで天の川など到底見ることはできないでしょう。実のところ、このような夜も明かりによって照らされていることは、「光害」と呼ばれています。2015年には世界中の電力消費のうち15%程度が電球などの明かりを占めていると推定されており、資源の浪費や二酸化炭素の排出量増加にもつながっているということです。さらに多くの動物が夜の電気の光に惑わされた結果、生態系が乱れることもあり、人間にとっても乳がんや大腸がんのリスク上昇が見られるという研究結果もあるようです。天文学分野にとっては、「光害」は仕事に悪影響を及ぼしています。国際天文学連合は宇宙の観測に適した夜空の保護を求めています。こうしたことから電気の明かりのない夜空は貴重な資源となっているのです。


「停電した世界で人間の生活はどうなるのか。」

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世界が停電で暗闇になれば、本来であれば人間の目は数千個の星々の天体観測を楽しむことが出来るでしょう。しかしながら、現代社会において電力は必要不可欠。実のところ、多くの人間の命も奪われてしまう事態を引き起こしてしまうのです。直接的被害として、医療の崩壊や食べ物の不足などが起き甚大な被害をもたらすことでしょう。また間接的被害として、社会的弱者の保護に割くリソースの増加や金融サービスの崩壊が引き起こされてしまうことでしょう。こうして考えると、現代社会にとって電力がなくなるということは社会インフラが崩壊する結果となるのです。また停電するとポンプを動かすことが出来なくなるために上下水道が使用できないこと、冷蔵庫を作動させることが出来ないことなどから食料を保存することが出来ません。エアコンも使用できないために猛暑の最中、熱中症との戦いも控えています。停電すると信号機も点灯しないために渋滞や事故が激増することでしょう。また、充電もできないために通信手段も使用不可能となってしまいます。これによって停電による被害状況や救助状況、復旧状況などのあらゆる情報が遮断されてしまいパニック状態になってしまうことでしょう。日本を含め多くの国は、大規模停電に備えたガイドラインを作成しているものの、全世界同時停電は想定されていないと思われます。


「ベネズエラで起きた大規模停電」

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2019年に国土全体の停電に陥ったベネズエラ。停電していた期間は5日でしたが、医療機関は崩壊してしまいました。ある病院では人工呼吸器が使用できないためにゴム風船のようなものを使用して医師や看護師が人力で患者の呼吸を保っていたということです。そのような状況では、感染症の影響などがなくても、すぐに医療崩壊が起きても当然です。


「停電による犯罪率の増加」

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電子決済やATMが稼働しないことから現金の引き出しも難しいことから金融サービスも崩壊してしまうことでしょう。災害によって停電になった地域では、欲しい食料や物品を得るために物々交換によって調達するというのは見聞きすることです。しかしながら、停電による悪影響の一つは、犯罪率の増加です。食料品を調達するために周囲の店舗は強盗被害に立ち向かうことになるでしょう。こうしたことは、実際に災害時に起きている事例が多くあります。日本においても2011年の東日本大震災の後にコンビニエンスストアのATMが荒らされて、被害総額は6億円以上に上ったというデータもあります。


「大規模停電の生活スタイル結果は」

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現代社会における大規模停電が世界中で発生した場合、電力が全くなくなっていることから18世紀以前の電気を全く使用していない生活の時代まで全世界の人間の生活スタイルが戻ることになります。こうして考えてみると現代社会における電力は非常に大切なものであり、大切に使用し節電を意識する必要もあることが理解できるのではないでしょうか。

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管理人:TMM

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未来に残したい、繋げたいをテーマに日々を過ごすことに夢中。そのテーマに自然界、歴史、科学、教育など、あらゆる方面から未来と過去を行き来出来たら、現在どうなっているか、これから先どうなるのか気になることが多く、今更ながら様々な分野を勉強中。