【茨城県五浦海岸ガス油田】日本が世界資源国なる600年分の資源

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【茨城県五浦海岸ガス油田】日本が世界資源国なる600年分の資源

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資源不足、というよりも資源のない国と言われる日本。脱炭素カーボンニュートラルが注目され、再生可能エネルギー、エネルギー資源の開発が急務とされている世界のエネルギー情勢において、とても重要な情報と言えるでしょう。実は600年分の油田が日本には存在していた。そのような明るい情報が明らかになりました。地下資源においては世界有数の資源国家候補とまで言われているそうです。そこで今回の「TimeMachineMuseum」では、日本における地下資源「天然ガス」が世界トップクラスで埋蔵されていることが明らかに「茨城県五浦海岸沖の天然ガス」に注目します。


「茨城県五浦海岸」

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天然ガスは無味無臭と言われているのに見つけることができるのは何故なのか。茨城県の五浦海岸で発見されたが、この一帯は、海岸に潜んでいる天然ガスによって作られた奇岩が広がって海岸となっている。この海岸周辺には堆積岩が多く含まれて分布しており、海水に含まれているカルシウムと炭素の一種が化学反応を起こしできたと考えられている。研究の結果、岩の空洞にあったわずかなメタンを発見したことで、そのメタンが炭素の由来であることが明らかになりました。そして、それが海底に埋蔵されているということになるのです。その埋蔵量は、1000億㎡という巨大油田に匹敵する量です。これは、年間の生産量に換算して計算すると、約600年分にもなるということです。実に堆積岩だけでも東京ドームの5個分に相当する量となるということです。また浸食や風化を考慮するならば全体の流出量は、さらに増えるということで炭酸塩コンクリーションも豊富ということです。この事実は、今までで国内最大級と言われていた南関東ガス田に匹敵する量とされています。


「炭酸塩コンクリーションとは」

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炭酸塩コンクリーションというのは、堆積物でできた天然のセメントといえるものです。これは、ガス田から出ている天然ガスが化学変化したものだということです。そして、この事実は炭酸塩コンクリーションがあるということは天然ガスが大量に存在していることを意味しています。その流出した量とは、73億㎥以上とも言われているということです。それゆえに今後の開発が進んでいくならば、日本が世界最大の油田を持つ資源国家になる可能性もあるようです。


「天然ガスとよる生活への影響」

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天然ガスについていえば、私たちの生活において非常に影響がある存在。天然ガスは2021年~2022年にかけて価格が10倍にもなっています。現在、日本における天然ガスは、輸入に頼っており、60%~70%が発電所の燃料としても使用されています。それで、このまま天然ガスが高騰していくとなると、電気代が大幅に値上がりするということになり、私たちの日常生活に多大の影響を及ぼすことになってしまうのです。


「天然ガス高騰の原因」

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これほどまでに天然ガスが高騰している理由として下記の理由を挙げることができます。

脱炭素の動きが注目されるようになり、世界的に天然ガスの需要が増加し、不足している。なんと天然ガスが高騰し、電気の供給が追い付かないためにヨーロッパの電力会社では燃料を石炭に切り替える状況にまで変化している。これには、ヨーロッパの環境問題の変化で風力発電による発電量の減少も関係しているようです。また、ロシアによるウクライナ侵攻によって天然ガスが高騰しているようです。これは、ロシアは資源国で天然ガスをヨーロッパに輸出しており、ヨーロッパでは40%をロシアに依存しているのです。ロシアは天然ガスの価格を上げることで先進国の経済制裁に対する報復処置を行ったのです。今後のロシアの動向によっては、さらに天然ガスの高騰が続いていくものと思われます。天然ガスは代替手段がないために状況が好転することは難しいとも言われています。


「日本の世界トップ10に入る地下資源」

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なかなか世界からは注目されていない日本の資源ですが、実は世界トップ10に入る地下資源を保有しています。例えば、下記の地下資源を挙げることができます。

「石灰石」:国内で消費されている地下資源の一つで、セメントの原料やコンクリート用の骨材として使用されています。石灰石は、古代にサンゴ礁が堆積したものが年月をかけて著表面に出現した生物由来の地下資源です。この石灰石の資源は、中国、アメリカに続いて世界で3~5位と言われています。

「ヨード」:この地下資源は世界トップで、世界の埋蔵量の80%を日本が産出していると言われています。千葉県にある南関東のガス田で産出されています。この地下資源は、ヨードチンキと呼ばれている消毒液、うがい液、レントゲンの造影剤として多く使用されています。ちなみにこのヨードは天然ガスの副産物として産出されています。

「都市鉱山」:都市鉱山とは、廃棄されたデジタル機器から抽出される金や銀、レアメタルは世界トップクラスとされています。また液晶パネルに使用されているイリジウム、LEDに使用されているガリウム、プラチナ(白金)も世界トップクラス。つまり日本で天然では産出されていない資源であり、SDGsという持続可能エネルギー、日本のリサイクル技術が優秀であることが証明されているのです。


「天然ガスのデメリットとは」

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天然ガスのデメリットについて考慮してみると、温暖化対策としてCO²排出量ゼロを目指しているゆえに世界的に天然ガスの利用が見直されています。天然ガスは、石油や石炭よりもCO²排出量は少ないものの、環境団体が天然ガスの生産や利用を禁止する動きが見られているのです。この問題を克服できれば日本は世界的に資源国として有名になる可能性があります。

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管理人:TMM

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未来に残したい、繋げたいをテーマに日々を過ごすことに夢中。そのテーマに自然界、歴史、科学、教育など、あらゆる方面から未来と過去を行き来出来たら、現在どうなっているか、これから先どうなるのか気になることが多く、今更ながら様々な分野を勉強中。